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2020年ソーシャルレンディング4大ニュース

毎年恒例の「ソーシャルレンディング4大ニュース」を今年も発表します。

<過去の記事はこちら>
2011年ソーシャルレンディング6大ニュース(1)
2012年ソーシャルレンディング5大ニュース(1)
2013年ソーシャルレンディング5大ニュース(1)
2014年ソーシャルレンディング5大ニュース
2015年融資型クラウドファンディング5大ニュース
2016年ソーシャルレンディング4大ニュース
2018年ソーシャルレンディング5大ニュース
2019年ソーシャルレンディング4大ニュース

私が独断で選び、ランキングした2020年の重大ニュースは以下の4つです。

<4位>新たなソーシャルレンディングサービス開始
2020年には新たにBankersとFUELオンラインファンドの2つのソーシャルレンディングサービスがスタートしました。

2019年にスタートしたソーシャルレンディングはFunds、CAMP owners、COOL、willcrowdの4社でしたが、2020年はやや少なくなりました。

<3位>クラウドリースの自己破産が決定(4月)

クラウドリース社は 2020 年 3 月 17 日に、その子会社である株式会社 Crowd Capital、株式会社 Crowd Fundは2020 年 3 月 27 日に東京地方裁判所に自己破産の申立てを行いました。
裁判所は本申立てを受理し、2020 年 4 月 1 日、破産手続開始決定を言い渡しました。
ソーシャルレンディング事業者として自己破産したのはクラウドリースが初めてです。

クラウドリース社が自己破産し、財産の管理が破産管財人に委託されたことで、これまでほとんど進展が見られなかった同社の返済遅延案件について、多少なりとも進展があると期待したいと思います。

<2位>貸出額ランキングに変動。クラウドバンクが1位に
2019年度の貸出額ランキングについては、大きな変動がありました。

1位:クラウドバンク(415.7億円・シェア32.2%)
2位:SBIソーシャルレンディング(404.5億円・シェア31.3%)
3位:クラウドクレジット(118.0億円・シェア9.1%)

2018年にランキング1位だったmaneo(77.6億円・シェア6.0%)は現在新規貸し出しを停止しているため4位に後退し、代わって前年3位だったクラウドバンクが1位となりました。
2位は、前年も2位だったSBIソーシャルレンディングです。

クラウドバンクが1位だというのは個人的にもやや意外でしたが、集計したところ、SBIよりも10億円ほど年間貸出額で上回っていました。
クラウドバンクは2018年の年間貸出額は214億円でしたが、2019年は415.7億円と倍近く躍進しました。
一方SBIの年間貸出額は2018年は451.6億円でしたが、2019年は404.5億円とやや減少しました。
そのため、クラウドバンクがSBIを若干上回る結果となりました。

また、3位は、2018年にはランキング5位だったクラウドクレジットでした。
年間貸出額を2018年の107.2億円から118.0億円に堅実に伸ばしました。

<1位>不動産特定共同事業法型クラウドファンディングが続々登場

2020年には不動産特定共同事業法型クラウドファンディングが続々と登場しました。(()内はサービス開始時期)
以下の10社です。

i-Bond(2019年6月)
パートナーズファンディング(1月)
株式会社TSONの「森林再生~号」(1月)
A Funding(2月)
リンプル(3月)
TREC FUNDING(3月)
WARASHIBE(7月)
ONIGIRI Funding(10月)
大家.com(10月)
ぽちぽちファンディング(11月)

2019年と比較すると一気に倍以上に増えています。
2020年に限って言えばソーシャルレンディングサービスよりも多くの事業者が参入しました。
今後も新たなサービスの新規参入により業界が活性化することを期待したいと思います。

<総括>
2020年は9社もの不動産特定共同事業法型クラウドファンディングサービスがスタートし、盛り上がりを見せました。
不動産特定共同事業法型クラウドファンディング元年であったと言えるでしょう。
これらのサービスは実物不動産への投資というスキームで安全性をアピールしており、現時点では返済遅延・貸し倒れなどの問題は起きていません。
今後、ソーシャルレンディングと並び、安定的な投資先として人気を集めることになるかもしれません。

また、長年業界シェアNo.1だったmaneoのサービス停止により、業界全体の構造に大きな変化がありました。
2019年には市場規模が大幅に縮小し、クラウドバンクとSBIソーシャルレンディングがシェアNo.1を競う形となりました。
今後市場規模がどこまで回復できるか引き続き注目したいと思います。

次回は「2020年12月 投資中ファンド一覧」の予定です。


上場企業・有名企業への投資
Funds



不動産ファンドのプロが独自のスキームで参戦



バンカーズ

Jointoα(ジョイントアルファ)
ぽちぽちFUNDING


マザーズ上場企業が手掛ける不動産クラウドファンディング




不動産の目利きには自信あり!
OwnersBook


FUELオンライン

イークラウド

CRE Funding


“応援を届ける” 融資型クラウドファンディング
CAMPFIRE Owners



ポイントで投資できる不動産型クラウドファンディング
Rimple(リンプル)


最先端技術企業へ投資する株式型クラウドファンディング
ユニコーン



不動産・ホテルに投資
CREAL



証券会社の運営するソーシャルレンディング
SAMURAI証券


中古不動産の再生に投資




アジアの中心!沖縄発クラウドファンディング
Pocket Funding



狭い国内市場には興味なし! ソーシャルレンディングで世界を救う!



日本初の株式型クラウドファンディング
FUNDINNO(ファンディーノ)


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中田健介(けにごろう)

Author:中田健介(けにごろう)
IT系企業に勤務しています。
2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
自分の運用実績、各社のサービス内容比較、業界の最新トピックなどを毎週2回(水・土)発信しています。

■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。
是非よろしくお願いいたします。

■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
 ソーシャルレンディングは将来性のあるビジネスモデルです。自分も微力ながらこのブログを通じて知名度の向上に努めたいと思っています。

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