サラリーマンでも飲食店オーナーになれるか(6)
- 2021/01/16
- 05:00
今度は、東京近郊の飲食店の案件に問合せしました。
まだ開業して半年ほどとのことですが、問合せして得られた収支実績によると、コロナ前の2月には1ヶ月で20万円ほどの営業利益が出ています。
ただ、3月にはコロナの影響で利益は7万円ほどに減少し、4月以降は赤字が続いています。
東京から2時間ほどかけて特急電車で現地に行き、店舗を見学し、現オーナーにいくつか確認しました。
私
「飲食店を開業した理由は」
現オーナー
「もともと都内で別の事業を手掛けていたが、出身地でも何か始めたいと考えた。
地元の不動産屋に相談したら、飲食店を勧められた。」
私
「オーナーは店で作業を行っているのか」
現オーナー
「現在は週に1回程度店に入っている。
オーナーが店に入らなくても回るようにはなっている。」
私
「売却理由は」
現オーナー
「私は都内で別の事業をやっているが、そちらが忙しくなり、都内に戻らないといけなくなった。」
私
「スタッフの人数は何名か」
現オーナー
「スタッフは正社員1アルバイト1。
正直今はコロナで客が少ないので正社員1名でも回る。
普通飲食店は土日混むが、うちは火曜が混む。
近くに医者や公務員が多い。その人たちが火曜休みが多い。」
私
「店舗の保証金はいくらか」
現オーナー
「私が借りたときは150万円だった」
私
「経費の内訳は」
現オーナー
「家賃は元々は25万円だったが、現在はコロナの影響で家賃の支払いを免除してもらっている。
人件費は正社員は24万円。アルバイトは忙しい時だけ入ってもらっており、月1~2万円。
私
「店長である正社員はどういう人か」
現オーナー
「元々飲食店のキッチンをやっていた。マネジメント・店舗の管理もできる。
譲渡後も継続可能。」
私
「主な顧客は」
現オーナー
「個人開業医・公務員・カップル・ファミリー層など」
私
「一日の客数は」
現オーナー
「12人程度」
私
「コロナの影響は」
現オーナー
「座席に対面で座らせないようにしている。
また、弁当の販売を始めた。
弁当がメディアで取り上げられ、注文の無い日はない。
大手企業なども注文してくれる。
1500円程度の弁当が20~30個売れるときもある。」
私
「売上の管理はどのように行っているのか。」
現オーナー
「毎日閉めるときに店長に売上の数字を写メで送ってもらっている。
また、エクセルに入力してもらっている。
現金は金庫に入れており、支払いもそこから行っている。」
私
「オーナー自身が行っている作業はあるのか」
現オーナー
「特にない。
売上管理などを経営者がやってしまうと、店員がやらなくなってしまうので、店長に任せている。」
私
「新しいスタッフが調理を習得するのにどの程度かかるか。」
現オーナー
「1週間ほどでできると思う。
それほど難しいメニューはない。
誰がやってもできるオペレーションにしたいと考えた。」
私
「メニューは誰が考えたのか」
現オーナー
「店長と自分で考えた。」
私
「スタート時にかかった費用はいくらか」
現オーナー
「1500万円ほどかかった。
看板、内装、外装、設備、食材、有線など。
借り入れではなく現金で行った。」
いろいろ話を聞き、自分なりに計算した結果、コロナの影響が収まれば、年間80万円程度の利益は出ると判断しました。
賃料と保証金の金額を念のために不動産会社に確認してほしいと依頼しましたが、その後まったく連絡がありません。
そのため、この話はそのまま立ち消えとなってしまいました。
次回は「2020年10~12月ソーシャルレンディング投資実績 」の予定です。
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