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【書籍紹介】事例に学ぶ貸出判断の勘所(2)

引き続き【書籍紹介】「事例に学ぶ貸出判断の勘所」です。

<学んだこと>
 ○一般的に、資金使途による貸出の形態は次の通り。
  ・経常運転資金:期間1年、継続
  ・増加運転資金:期間1年、継続
  ・決算賞与資金:期間6か月、約定弁済付き
  ・季節仕入資金:期間6か月、約定弁済付きまたは期限一括、あるいは商手乗換
  ・工事立て替え資金:(工事請負契約書の期限)期限一括
  ・設備資金:期間3~10年、約定弁済付き
 ○経常運転資金の計算方法
  運転資金=(売掛金+受取手形+在庫)-(買掛金+支払手形)

<感想>
 自分などもmaneoで貸出を行うとき、まず高金利に目が行ってしまいます。
 また、スペシャルローンやコーポレートローンなどで担保や保証が付いていると安心して、つい資金の用途や決算書の内容をよく確認せずに融資したりしてしまったこともあります。優待券欲しさに融資してしまうこともあります。
 しかし、この本を読み、「資金使途の確認」が重要だというのは確かにその通りだと思いました。資金使途を確認することで、借り手が何を考えているか、どういう状況に置かれているのかが明らかにできるということはmaneoの貸し出しでも同じだと思います。また、借り手は資金使途を偽ることもあります。そうしたときでも、使途の背景を納得のいくまで聞きだすことで、嘘を見破ることもできるということです。
 maneoの場合せっかく借り手に直接質問ができるようになっているのですから、不明な点は納得のいくまで確認するようにしたいと思います。
 
<今後さらに勉強したいこと>
  ・銀行貸出業務に関する用語の意味(約定弁済・経常単名・期限一括・商手乗換など)
  ・maneoのスペシャルローンでよくある飲食店の開業資金はどの資金使途に該当すると考えたらよいのか?
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中田健介(けにごろう)

Author:中田健介(けにごろう)
IT系企業に勤務しています。
2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
自分の運用実績、各社のサービス内容比較、業界の最新トピックなどを毎週2回(水・土)発信しています。

■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。
是非よろしくお願いいたします。

■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
 ソーシャルレンディングは将来性のあるビジネスモデルです。自分も微力ながらこのブログを通じて知名度の向上に努めたいと思っています。

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