新たなサービス「大家.com」がサービス開始
- 2020/11/11
- 05:01
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大家.com

2020年10月29日から投資家登録を開始しています。
■運営会社
●概要
「大家.com」の運営会社は、株式会社グローベルスです。
株式会社グローベルスは1996年設立で、不動産売買事業・中古住宅再生事業・商業施設建築事業・不動産仲介事業・コンサルティング事業などを手掛けています。
なお、この会社は2020年10月1日付で株式会社グローベルスに社名変更しており、それ以前はキーノート株式会社という社名でした。
株式会社グローベルスは株式会社プロスペクト(東証2部上場)のグループ会社です。
株式会社プロスペクトは再生可能エネルギー事業、不動産事業を手掛けています。
●代表者
株式会社グローベルスの代表取締役は藤田 賢一氏です。
調べてみましたが、経歴については見つけることができませんでした。
また、株式会社プロスペクトの代表取締役会長は藤澤 信義氏です。
藤澤 信義氏は、SAMURAI&J PARTNERS株式会社の筆頭株主であり、またmaneoマーケット株式会社の親会社であるNLHD株式会社を保有する人物です。
図にすると以下の通りとなります。

●出資者
株式会社グローベルスは、株式会社プロスペクトの連結子会社です。
●悪いうわさなど
株式会社グローベルス、キーノート株式会社、藤田 賢一氏とも、特に悪いうわさなどは見当たりませんでした。
■サービス
「大家.com」は、不動産を投資対象としています。
投資家から集めた出資金で不動産を取得し、それを運用して得られた賃料収入を投資家に配当として還元します。
●特徴
・maneoマーケット株式会社が運営を手掛ける。
大家.comの運営を手掛けるのはmaneoマーケット株式会社です。
maneoマーケット株式会社は、「ファンドの取得勧誘に関し、虚偽の表示をした」などの理由で2018年7月に行政処分を受けています。
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過去に金融当局からの指摘・行政処分を受けた事業者一覧(2020年版)
行政処分以降、maneoマーケット株式会社が運営を手掛けるいくつかの事業者で大規模な返済遅延が生じており、それらの大部分は現在も返済されていません。maneoマーケット株式会社は投資家からの信用を失っていると言えます。
あえて同社に運営を任せる意図は何なのでしょうか。
・優先劣後システムによるリスクの低減
優先劣後システムとは、投資家を優先出資者、株式会社グローベルスを劣後出資者と定義し、元本の償還及配当の支払いを優先出資者に対するものから優先的に行うことで、優先出資者に対する元本及び配当金の安全性を高める仕組みのことです。
空室や修繕費の発生により利益が減少した場合や、物件売却時に売却価格が出資総額を下回った場合でも、一定割合の損失までは投資家への配当金に影響しません。
優先劣後出資割合については案件により異なるとのことです。
・運用利回りは4.0%程度
例として挙げられている案件によると、利回りは4.0%ほどのようです。
次回は「株式会社ユニコーンがエンジェル税制の認定事業者に」」の予定です。
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