新たなサービス「ぽちぽちファンディング」がサービス開始
- 2020/08/19
- 05:00

<以下引用>
貸付投資の「Funds」を運営するファンズ株式会社と、株式会社みずほ銀行は、顧客紹介に関する業務提携契約を、8月13日に締結いたしました。この度の提携により、みずほ銀行の法人顧客に対して当社が提供するファイナンスを活用した新たなファンコミュニティ形成施策を提供してまいります。
<引用終わり>
みずほ銀行の法人顧客に対し、Fundsを資金調達の手段として紹介するという業務提携内容です。
Fundsにとっては、信用度・知名度の向上と、借り手候補となる企業を増やせるというメリットがあります。
なお、Fundsは今年1月にも三井住友信託銀行と同様の業務提携を締結しています。

また、今回の業務提携は、先日Fundsが発表した個人と企業を貸付ファンドでつなぐ新たなファンコミュニティ施策“FinCommunity Marketing”の一環と位置付けられています。
<以下引用>
この度の当社とみずほ銀行の業務提携は、With/Afterコロナを見据えて財務安定化および事業成長を志向する企業に対して、「Funds」を活用したファイナンスとファンコミュニティ形成を組み合わせた新しいソリューションを提供していくものです。企業は個人投資家を対象とした新たな資金調達チャネルの獲得ができることに加えて、個人投資家との接点を持つことができ、双方向のコミュニケーションを通じて、自社のファンになってもらうことを期待できます。この一連の仕組みを“FinCommnuity Marketing(フィンコミュニティマーケティング)”と銘打ち、幅広い企業に提供して参ります。
<引用終わり>
Fundsは“FinCommnuity Marketing(フィンコミュニティマーケティング)”を通じ、電通・みずほ銀行などを巻き込んで企業・投資家との結びつきの強化を意図しています。
今後さらに広がりを見せることを期待したいと思います。
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新たなサービス「ぽちぽちファンディング」がサービス開始しました。
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ぽちぽちFUNDING

■運営会社
●概要
「ぽちぽちファンディング」の運営会社は、アイディ株式会社です。
アイディ株式会社は1971年設立で、創業50年になります。
不動産売買・仲介・管理、旅館業などを手掛けています。
2018年に不動産特定共同事業の登録をしています。
●代表者
代表取締役は池田昌宏氏です。
経歴
https://sbbs.or.jp/archives/koushi/1648
<以下引用>
大学卒業後、現在1兆円企業となった大東建託に入社し、情報システム開発員として勤務。現場管理端末開発PJのリーダーを務める等しました。また、急成長する会社の社風を体感しました。
その後、父親の経営する釣り具下請け会社へ転職。
いわゆる大田区の町工場でした。
メーカーから言われた通りの部品を製造する下請けでは、将来のビジョンが描けず、このままでは、不安だと感じていました。
何か自社商品を世の中に提供したい!
当時、従業員確保のため、アパートを所有し、従業員入居以外の居室は賃貸で運用し、賃貸収入を得ていました。
アパート経営は安定的に収入が入り、良い事業と思い、賃貸物件の複数棟の所有をはじめました。
製造下請けは厳しかったですが、アパート経営は順調に伸びて行き、「これは商品として投資家さんに売れるのでは?」というアイデアが湧き、宅建業、及び建築業へ進出。
投資向けのアパート、マンションを商品として販売し、年商60億円規模の会社に成長しました。
下請製造業から不動産開発業へと業種転換を成功させました。
この時一番気を付けなくてはならないのはキャッシュフロー、資金繰りが最重要課題と痛感しました。
かれこれ不動産開発に16年程携わってきましたが、不動産開発は、・土地仕入、・プランニング、・下請け業者選定・発注、・近隣への対応、・営業全般、・売却後の管理、・アフターフォロー・資金繰り、・税金の確認 とやることが多様であり、成功・失敗多々、経験してきました。
不動産開発事業を通して、特に身に付けたスキルは、事業計画の立案、資金調達スキルです。
どんな事業も原理原則は同じと考えています。
自らも起業家の資質を高めるとともに、新たな事業を起こしたい多くの起業家をサポートして行き、日本を元気にしていきたいです。
<引用終わり>

池田 昌宏氏
不動産開発に16年関わってきたとのことで、経験は十分と言えるでしょう。
●出資者
アイディ株式会社の出資者については情報が見当たりませんでした。
●悪いうわさなど
特に悪いうわさなどは見当たりませんでした。
■サービス
ぽちぽちファンディングは、不動産を投資対象としています。
投資家から集めた出資金で不動産を取得し、それを運用して得られた賃料収入を投資家に配当として還元します。
●特徴
・1万円から始められる。
1口1万円から投資できます。
・いつでも解約可能
原則、いつでも解約が可能です。
ただし、別途解約手数料がかかるとのことです。
現在、ほとんどのソーシャルレンディングサービスでは途中解約は不可となっています。
途中解約可能というサービスは他にi-Bondがあるくらいです。
途中解約が可能というのは他のサービスに比べて大きなアドバンテージであると言えます。
まとまったお金が必要なときにいつでも引き出すことが可能ですし、他により有利な投資機会が出てきたときにすぐにそちらに乗り換えることもできます。
・優先劣後システムによるリスクの低減
優先劣後システムとは、投資家を優先出資者、アイディ社を劣後出資者と定義し、元本の償還及配当の支払いを優先出資者に対するものから優先的に行うことで、優先出資者に対する元本及び配当金の安全性を高める仕組みのことです。
空室や修繕費の発生により利益が減少した場合や、物件売却時に売却価格が出資総額を下回った場合でも、一定割合の損失までは投資家への配当金に影響しません。
優先劣後出資割合はプロジェクトにより変動します。
●案件紹介
案件の内容やサービス開始時期については触れられていません。
ただ、アイディ株式会社では過去に不動産特定共同事業のスキームを利⽤した投資商品の運⽤実績があります。
その投資対象は住宅やホテルで、予定利回りは4.5%~5%でした。
ぽちぽちファンディングの利回りも同程度の水準になると思われます。
次回は「ソーシャルレンディング事業者紹介および評価(2020年版)「ポケットファンディング」「J.Lending」 」の予定です。
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