クラウドリアルティが新型コロナの影響で「京町家1号ファンド」の売却延期を検討
- 2020/05/06
- 05:00
「京町家1号ファンド」(京町家再生プロジェクト(愛称))は、クラウドリアルティが2017年5月に募集を開始したファンドで、京町家を宿泊施設として再生するというプロジェクトでした。このプロジェクトはワールドビジネスサテライトなどでも取り上げられ、当時話題となりました。
想定運用期間は36ヶ月で、その後は物件を売却して償還を行う予定でした。

しかし、投資家向けメールの中で、この売却活動が延期される可能性があることが報告されました。
<以下引用>
本プロジェクトについて2020年6月の本物件の売却を目指し売却活動を行っておりましたが、新型コロナウイルス感染症の流行の影響により、営業状況が悪化していることに加えて、収益物件としての本物件への国内及び海外の投資家の購入意欲が直近で極端に低下している状況にあり、売却時期の延期を検討しております。
今回はとりいそぎ状況のご共有とさせていただいておりますが、次回の進捗のご報告は5月中~下旬頃を予定をしておりますので、ご了承の程何卒よろしくお願い申し上げます。
2020年4月22日に交付させていただいております運用報告書にて新型コロナウィルスの影響、本物件の運営状況につきましてご報告をさせていただいておりますが、昨日4月30日の日本政府による「緊急事態宣言の延長」など日々刻々と移り変わる状況を鑑みて、ご出資者の皆様へはご出資先のファンドの状況につきまして随時の進捗報告の形をとらせていただいております。
<引用終わり>

新型コロナの影響で宿泊施設の営業が悪化していることに加え、売却も厳しいとのことです。
先行き不透明な状況の中でやむを得ないことと思います。
ソーシャルレンディング業界において、新型コロナが実際にファンドの償還に影響を及ぼした例は私の知る限り今回が初めてです。
ちなみに私もこのファンドに15万円を投資しています。
これまでの分配実績は以下の通りです。

15万円投資し、3年で7062円(税引き前)の分配金を得ているので、年利回り約2%となります。
無事売却が完了し、元本が戻ってくることを祈ります。
次回は「2020年1~3月ソーシャルレンディング投資実績」の予定です。
マザーズ上場企業が手掛ける不動産クラウドファンディング

ポイントで投資できる不動産型クラウドファンディング
不動産ファンドのプロが独自のスキームで参戦

不動産業界の風雲児が再起を図る
“応援を届ける” 融資型クラウドファンディング
アジア圏への投資
最先端技術企業へ投資する株式型クラウドファンディング
上場企業・有名企業への投資
中古不動産の再生に投資

証券会社の手掛けるソーシャルレンディング

不動産・ホテルに投資
証券会社の運営するソーシャルレンディング
鳥取から世界を救う!
公認会計士が運営するソーシャルレンディング
アジアの中心!沖縄発クラウドファンディング
不動産の目利きには自信あり! 銀座の不動産屋がソーシャルレンディングに参戦!
狭い国内市場には興味なし! ソーシャルレンディングで世界を救う!

- 関連記事
-
- クラウドリアルティで4件の返済遅延が発生 (2021/02/24)
- クラウドリアルティ 京町家1号ファンドの分配金支払い延期 (2018/11/14)
- クラウドリアルティの京町家プロジェクトがWBSで取り上げられました (2017/08/19)
- クラウドリアルティが新型コロナの影響で「京町家1号ファンド」の売却延期を検討 (2020/05/06)