「エメラダ・エクイティ」事業がユニバーサルバンクに移管
- 2019/12/11
- 05:00
<以下エメラダ株式会社からのメールより引用>
2019年8月29日
お客さま各位
エメラダ株式会社
代表取締役 澤村帝我
当社は、株式投資型クラウドファンディングに係る一部資産をユニバーサルバンク株式会社に譲渡するとともに
、継続開示などの既存業務もユニバーサルバンク株式会社に引継ぐこととしましたので、お知らせいたします。
1.ユニバーサルバンク株式会社への一部資産譲渡および既存業務引継ぎについて
当社は、創業当初から、「未上場の金融市場に透明性と効率性をもたらす」というビジョンの下、エクイ
ティとデットの市場に革新をもたらすサービスの運営に従事しております。
エクイティの市場は株式投資型クラウドファンディングサービスを提供する「エメラダ・エクイティ事業
」、デットの市場は金融機関・中小企業向けに統合キャッシュフロー分析プラットフォームを提供する「エ
メラダ・マーケットプレイス事業」と金融機関向けにオンラインレンディングプラットフォームを提供する
「エメラダ・バンク事業」でそれぞれビジョンの実現に向けて取り組んでまいりました。
しかしながら、いずれの事業も順調に立ち上がりつつある中で顧客の需要も増えていき、限られた経営資
源の中で複数事業を運営することのハードルも出てまいりました。そうした中、今後の経営の選択と集中を
図るにあたり、それぞれの事業が対峙する市場のポテンシャルやタイミングなどを慎重に評価した結果、今
後当社は「エメラダ・マーケットプレイス事業」と「エメラダ・バンク事業」の二つに注力することを決定
いたしました。一方で、「エメラダ・エクイティ事業」を継続するのは困難と判断いたしました。
ただし、「エメラダ・エクイティ事業」は、当社として思い入れがあり、既に当社を信じてくださった多
くの発行者さまや個人投資家さまにユーザーとなっていただいておりますので、突然事業をなくすことは賢
明ではないと考えておりました。そこで、「エメラダ・エクイティ」のスピリットを継承して長期的に事業
の継続と株式投資型クラウドファンディング市場の拡大に取り組んでいただける事業者を探すことにいたし
ました。様々な候補者との慎重なコミュニケーションの結果、今般、ユニバーサルバンク株式会社が最適な
継承者であるとの結論に至り、当社は、9月13日付で株式投資型クラウドファンディング業務に係るシステ
ムや規程類等の資産をユニバーサルバンク株式会社に譲渡することとした次第です。その後、当社は第一種
金融商品取引業を廃止する予定です。
2.新株予約権保有のお客さまへの発行者情報の提供について
当社が新株予約権発行者さまから委託を受けて、発行者さまに関する情報を定期的にお客さまに提供して
いる事務につきましては、ユニバーサルバンク株式会社に再委託することといたしました。再委託にあたり
、当社は新株予約権を保有されているお客さまの氏名およびメールアドレスに限りユニバーサルバンク株式
会社に提供いたしますが、この情報の提供は個人情報保護法第23条第5項第1号の規定によりお客さまのご同
意なく提供できるものです。なお、その他の情報(投資経験、投資資産、審査情報等)につきましては、一
切提供いたしません。
3.預り金の返還について
お客さまからお預かりし、日証金信託銀行株式会社にて分別保管されている資金につきましては、口座開
設時に登録されているお客さまの「入出金に利用する銀行口座」に9月10日付で全額返還いたします。
4.個人情報の消去
口座開設時に登録いただきました個人情報につきましては、個人情報の保護に関する法律等の法令、金融
庁「金融分野における個人情報保護に関するガイドライン」、日本証券業協会「個人情報の保護に関する指
針」の定めに従い、遅滞なく消去いたします。
エメラダ・エクイティは、第一種少額電子募集取扱業者であるエメラダ株式会社が運営していた株式投資型クラウドファンディングプラットフォームです。
『プロの投資家が投資したベンチャー企業に「相乗り投資を」』をキャッチフレーズに、これまでに発行総額2億335万円、発行件数8件を取り扱ってきました。
エメラダ株式会社は、今後「エメラダ・マーケットプレイス事業」と「エメラダ・バンク事業」の二つに注力するため、「エメラダ・エクイティ事業」を継続するのは困難と判断し、譲渡を決定したとのことです。
株式発行者に関する情報を定期的に投資家に提供する事務については、ユニバーサルバンク株式会社に再委託するそうです。
今回の譲渡により、ユニバーサルバンク株式会社は株式投資型クラウドファンディングの発行総額で、FUNDINNOに続き国内第2位となりました。
譲渡先のユニバーサルバンク株式会社は、第一種少額電子募集取扱業者として、投資型クラウドファンディング「Angelbank(エンジェルバンク)」の開発を進めている企業です。
↓
ユニバーサルバンク
株式投資型クラウドファンディング「エンジェルバンク」は、12月中に口座開設を開始する予定とのことです。
また、エンジェルバンクでは「普通株式方式」と「新株予約権方式」の二種類の募集を実施する予定です。
ユニバーサルバンクの資本金・出資者などは不明です。
代表者は鳥居 佑輝氏です。

未上場ベンチャー企業への投資活動などに携わってきた方のようです。
また、COOの長坂有浩氏は、株式投資型クラウドファンディング運営ユニコーン社の創業者兼元代表取締役です。
いずれも特に悪いうわさなどは見当たりませんでした。
また、これまでにエメラダを通じて投資した投資家の新株予約権については、発行者との権利関係に変更はなく、発行者が新株予約権原簿にて管理しているとのことです。
次回は「新サービス「willcrowd」がスタート」の予定です。
“応援を届ける” 融資型クラウドファンディング
東証一部上場企業が運営する不動産クラウドファンディング
アジア圏への投資
最先端技術企業へ投資する株式型クラウドファンディング
上場企業・有名企業への投資
中古不動産の再生に投資

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