各サービス事業者の紹介および評価を掲載します。
今回はLCレンディングです。

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LCレンディング概要
サービス名 | LCレンディング |
運営会社 | 株式会社LCレンディング |
サービス開始時期 | 2015年7月 |
貸出金額実績(2018年) | 112.6億円(シェア5.7%・4位) |
平均利回り | 6.20% |
主な投資対象 | 不動産事業者 |
貸倒率実績 (金額ベース・2019年4月時点・サービス開始以来累計) | 0.0% |
返済遅延率実績 (金額ベース・2019年4月時点) | 0.0% |
キャッチコピー(※) | 借り手はJASDAQ上場企業LCホールディングスだから安心! 商業不動産で手堅く稼ぐ |
(※)キャッチコピーは私が勝手に考えたものです。 |
沿革
LCレンディングは、
JASDAQ上場企業でもあるLCホールディングス株式会社の100%子会社です。
LCホールディングス株式会社(旧ロジコム)は半世紀近くに渡り商業不動産の投資・運営を手掛けてきた会社であり、その目利き力・運営力には自信を持っています。
LCホールディングスは従来、不動産物件取得時の資金の70%~80%程度を銀行融資でまかなっており、残りはノンバンクなどから借り入れていましたが、より柔軟に資金調達を行うためmaneoと提携してLCレンディングを立ち上げました。
LCレンディングのシステムと投資家募集や管理といった運営業務はmaneoマーケット社が提供しています。maneoマーケットはソーシャルレンディングのすそ野を広げるために他社へのサービス提供をいくつも手掛けていますが、その第1号がLCレンディングです。
LCレンディングの貸出先は、原則として
全てLCホールディングス関連のSPC(特別目的会社)です。
また、案件によっては
LCホールディングスの保証付きのものもあり、運営会社および貸出先の信頼度は高いと考えられます。
LCレンディングは不動産投資型のソーシャルレンディングですが、特に食品スーパーやドラッグストアのような生活必需品を取り扱う店舗を含むショッピングセンターや駅ビルといった
商業不動産に特化しているのが特徴です。
社長の山中氏によると、こうした施設ではテナントと10年以上の長期契約を結ぶことが多く、短期的な不動産市場の価格変動にあまり左右されないため、キャッシュフローの安定性は高いとのことです。
首都圏だけでなく地方の商業施設もターゲットとしています。
また、医療関連事業への融資も手掛けています。
2018年7月にmaneoマーケットに対して金融当局より行政処分が下され、 以降いくつかの事業者において返済遅延が発生したり、サービス中止となったりしていますが、LCレンディングにおいてはそうした事態は発生していません。
2018年の貸出額は
112.6億円、シェア5.7%と業界4位の規模です。
なお、2019年5月現在、
貸倒れ・返済遅延は発生していません。 
山中代表(右から2番目)
評価
私けにごろうによる主観的な評価です。
あくまでご参考としてください。
2019年4月時点 | | | |
評価項目 | 評価基準 | LCレンディング | |
| | | 根拠 | 評価 |
利回り | | C |
| 平均利回り | A:平均利回り9%以上 B:平均利回り7%以上 C:平均利回り7%未満 | 6.2% | C |
投資のしやすさ | | A |
| 年間募集額(2018年)(単位:億円) | A:100億円以上 B:10億円以上 C:10億円未満 | 112.6 | A |
ファンドの安全性 | | A |
| 現時点での貸倒・返済遅延発生率 (募集総額に対するデフォルト額・返済遅延額の割合) | A:貸倒+返済遅延発生率1%未満 B:貸倒+返済遅延発生率3%未満 C:貸倒+返済遅延発生率3%以上 | 貸倒:0% 返済遅延:0% | A |
| 平均利回り | A:平均利回り7%未満 B:平均利回り9%未満 C:平均利回り9%以上 | 6.2% | A |
サービス事業者自体の安全性 | | A |
| 金融取引事業者の種別 | A:第1種 B:第2種、不動産特定事業 C:その他 | 第2種 | B |
| 上場しているか、または上場企業・ベンチャーキャピタルからの出資を受けている | A:上場企業もしくはその関連企業である。 B:上場企業・ベンチャーキャピタルからの出資を受けている C:その他もしくは不明 | LCホールディングス(JASDAQ上場企業)が100%出資 | A |
| 金融当局からの行政処分などを受けていないか | A:処分を受けていない B:軽微な指摘 C:重大な指摘・行政処分 | 処分を受けていない | A |
運営力 | | A |
| システム(わかりやすいか、不具合等がないか) | A:わかりやすく不具合などがない B:わかりにくい。 C:不具合が存在する。 | わかりやすく不具合等もない | A |
| オペレーション(ミスや遅延がないか、要望・問い合わせに対する回答は適切・迅速か) | A:問題なし B:何らかの問題あり C:重大な問題あり | 問題なし | A |
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LCレンディング次回は
「ソーシャルレンディング事業者紹介および評価(2019年版)「クラウドクレジット」」の予定です。
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