今年も確定申告の時期がやってきました。
毎年、読者のニーズに合わせてもっと早い時期に記事を書こうと思うのですが、今年も自分の確定申告が終わったのが2月末だったため、この時期になってしまいました。
すみませんが来年の確定申告の参考にしていただければと思います。
さて、2018年の私の各社での収益は以下の通りでした。


2017年は20社だったのですが、19社と若干減りました。
税引き前利益も
1,337,959円と、2017年(1,464,000円)と比較して若干減りました。
いくつかの会社で返済遅延が起きたのと、アパート投資のために資金をそちらにいくらか移したためです。
また、2018年は、みんなのクレジットとラッキーバンクでデフォルトが確定したため、経費として計上しました。
各社から発行された年間取引報告書または支払調書は以下の通りです。
・クラウドクレジット

・クラウドバンク

・トラストレンディング

・LCレンディング

・LENDEX

・maneo

・SBIソーシャルレンディング

・アップルバンク

・アメリカンファンディング

・オーナーズブック

・ガイアファンディング

・キャッシュフローファイナンス

・クラウドリース

・グリーンインフラレンディング

・スマートレンド

・ネクストシフトファンド

・プレリートファンド

・ポケットファンディング

・ラッキーバンク

・みんなのクレジット
さて、私は2015年から
「青色申告」を行っています。
これにより、源泉徴収された税金をほぼすべて取り戻すことができました。↓
2015年度確定申告~青色申告でソーシャルレンディング源泉徴収税を全額取り戻そう(1)
2016年度確定申告~青色申告でソーシャルレンディング源泉徴収税を全額取り戻そう(1)2017年度確定申告~青色申告でソーシャルレンディング源泉徴収税を全額取り戻そう(1)今年もまた
「青色申告」でいきます。また源泉徴収された所得税を取り返せるでしょうか。
■青色申告とは<Wikipediaより引用>
青色申告(あおいろしんこく)とは、複式簿記等の手法に基づいて帳簿を記載し、その記帳から正しい所得や所得税及び法人税を計算して申告することである。
■青色申告のメリットソーシャルレンディング投資家が青色申告をすることについて、私の考えるメリットは以下の通りです。
■65万円の青色申告特別控除
青色申告の一番のメリットが最大65万円の所得控除です。
ソーシャルレンディングの所得が65万円以上ある場合、所得税率が10%の人なら6万5千円、20%なら13万円最終的な税額が安くなることになります。
これだけでも青色申告を選択する意味はあると言えるでしょう。
ただし、青色申告65万円所得控除の特典を得るには、以下の条件があります。
①事業的規模であること
②事業所得であること
③貸借対照表を提出すること
④申告期限内に確定申告書を提出すること
⑤「所得税の青色申告承認申請書」で複式簿記を選択すること
「②事業所得であること」については、本業の片手間にやっている場合は雑所得とされ、事業所得と認められるためには継続性があり、相応の人力や設備を投資しているといった条件があります。サラリーマンの副業は事業所得と認められることが少ないため、青色申告できないケースが多いそうです。
ソーシャルレンディング投資にどれだけの継続性や人力を要するかがポイントになりそうです。
■純損失の繰越控除
赤字がでたら、その赤字を翌年に繰り越せます。
貸し倒れなどで年間のソーシャルレンディング利益がマイナスになった場合、その赤字を翌年に繰り越して節税メリットを得ることができます。
■貸倒引当金が経費にできる(かも)
以前の記事に書きましたが、ソーシャルレンディング返済遅延分を貸倒引当金として計上できるかもしれません。
ソーシャルレンディング返済遅延分を貸倒引当金として計上できるか より詳しくはこちらの記事をご参照ください。
ソーシャルレンディング投資家が青色申告をすることのメリットとリスク■青色申告をするには青色申告をするには、事前に「所得税の青色申告承認申請書」という用紙を税務署に提出する必要があります。前年の3月15日までに提出が必要です。
「所得税の青色申告承認申請書」
申請書に「簿記方式」という欄がありますが、65万円控除とするためには、「複式簿記」を選択する必要があるとのことです。
(「簡易簿記」の場合は、控除は10万円にしかならないようです。)
ソーシャルレンディング収益が65万円を越える方は、青色申告の利用を検討されてはいかがでしょうか。今回参考にした書籍は以下の通りです。
「フリーランスのためのはじめての青色申告」
青色申告のメリットや、具体的な記帳の仕方、おすすめの会計ソフトなども書かれており、大変わかりやすいです。
「フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。」
単に申告の仕方を説明すると言うよりも、経費はどこまで認められるのか、といった、「節税」の観点での記載が中心です。
なお、私は税金の専門家ではありませんので、詳細については税務署か税理士にお問い合わせください。
(次回に続く)
鳥取から世界を救う!
上場企業・有名企業への投資

不動産・ホテルに投資

証券会社の運営するソーシャルレンディング

公認会計士が運営するソーシャルレンディング
中古不動産の再生に投資

アジアの中心!沖縄発クラウドファンディング


狭い国内市場には興味なし! ソーシャルレンディングで世界を救う!


証券会社の手掛けるソーシャルレンディング


日本初の株式型クラウドファンディング
にほんブログ村
金融・投資(全般) ブログランキングへ
- 関連記事
-