2011年に投資したSBI個人向け無担保ファンドがデフォルト確定
- 2019/04/27
- 05:00
実に7年間に渡って返済遅延の状態が続いていたことになります。
対象ファンドは、「SBISLフリーローンファンド3年2011年7月第1号」です。
私はこのファンドに20000円投資しましたが、2018年12月27日に13600円の損失が確定しました。
以下はSBIによる説明です。

<以下SBIソーシャルレンディングメッセージ(2018年12月18日)より引用>
弊社は、以下の個人向け無担保ローンファンドの各延滞債権につきまして、2017年3月31日よりサービサーに債権回収委託を行い、回収に尽力してまいりました。
しかし、今般、回収の見込みがたたず、この度2018年12月7日付けで、回収委託をおこなっていた債権回収会社に、債権を譲渡することにより、合計251,000円を回収いたしましたことをご報告いたします。
当該回収金につきましては、本日、お客様の登録口座に送金いたしております。
ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
ファンドNo. 商 品 名 延滞債権元本残高
(2018年12月6日現在)債権譲渡による
回収金額元本損失額 0012 SBISLフリーローンファンド3年
2011年5月第1号547,326 20,000 -527,326 0019 SBISL借換ローンファンド3年
2011年6月第2号748,061 10,000 -738,061 0024 SBISLフリーローンファンド3年
2011年7月第1号1,431,588 140,000 -1,291,588 0027 SBISLフリーローンファンド3年
2011年7月第2号124,080 1,000 -123,080 0177 SBISLフリーローンファンド3年
2012年7月第1号822,678 70,000 -752,678 0184 SBISL借換ローンファンド3年
2012年7月第4号1,148,369 10,000 -1,138,369
※上記の各ファンドにつきましては、2018年12月27日付でファンドが終了し、マイページの表示も12月27日に更新いたします。
お客様ごとの分配金等の詳細につきましては、12月27日に改めてご連絡いたしますので、今しばらくお待ち頂きますようお願い申し上げます。
サービサーに債権を譲渡したとのことです。
計6ファンド、約482万円の債権を251000円で譲渡したとのことです。
まあ7年間も回収できなかった債権なのでその価格もやむを得ないような気がします。
<以下SBIソーシャルレンディングメッセージ(2018年12月27日)より引用>
2018年12月17日付で送付いたしました「個人向け無担保ファンドの回収について」の件につきまして、本日、マイページの表示の更新が完了し、貸倒損失金額が確定いたしましたので、ご報告申し上げます。
この度は多大なるご迷惑をおかけしており心よりお詫び申し上げます。
ファンドID 0024:SBISLフリーローンファンド3年2011年7月第1号
出資額 20,000円 貸倒損失確定額 13,600円
マイページの「口座情報」画面に、ファンド毎の分配金の明細を記載しておりますので、併せてご確認ください。(※)
(※) 『口座情報』画面下方、【取引履歴ダウンロード(csv)】より、これまでにお受け取りいただいた分配金及び償還となった元金の履歴を、CSVファイルにてダウンロードしExcelなどで閲覧頂く事が可能となっております。 (PC推奨)<摘要>項目にファンドID(-00**)の記載がございますので、ファンドIDを選択し、ご確認ください。
なお、損失確定時の税金の処理につきましては、匿名組合の分配金同士での(雑所得)損益通算が可能でございます。
確定申告の手続につきましては、ご自身で行っていただく必要があり、税務手続の詳細については、弊社ではご案内いたしかねますので、国税庁ウェブサイト、税務署または税理士等にご確認くださいますよう、お願い申し上げます。
確定申告の資料といたしまして「年間取引報告書」を、2019年1月下旬~2月の間に、ログイン後マイページ上のメッセージボックスへ、PDFにて交付いたしますのでいましばらくおまちいただきますようお願い申し上げます。
金額も少なかったのでこのファンドのことは正直忘れていましたが、まだ回収活動を続けていたとは少し驚きました。
まああきらめずに回収を続けるのはよいのですが、さすがに7年間は長すぎたと思います。
なお、「SBISLフリーローンファンド」は、SBIソーシャルレンディングが2011年から募集していた、無担保の個人向けローンファンドです。
デフォルトや返済遅延の発生率が高かったため、2013年には募集を終了していました。

それ以降、日本では個人向けに貸付を行うソーシャルレンディングサービスは存在しません。
次回は「2018年度確定申告~ソーシャルレンディング源泉徴収税を全額取り戻そう(4) 」の予定です。
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