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maneoファミリーへの新規投資を当面控えます

ガイアファンディング全ファンド返済遅延についての考察です。

なぜ今回貸付先が異なるファンドが一斉に返済遅延となってしまったのでしょうか。
以下の可能性が考えられます。

(1)異なる貸付先だと表記されていたが、実は同一の会社だった。
現地の最終貸付先は計14社あるとのことですが、実はそれらが同一の会社だったという可能性が考えられます。
この場合、ファンド募集内容に虚偽があったことになります。
みんなのクレジットと同じパターンです。

(2)貸付先の会社間で何らかの関係があった。
現地の最終貸付先計14社の間で相互に何らかの関係があったため、どれか1社の経営が行き詰った影響が他のすべてに波及したという可能性が考えられます。
例えば最終貸付先が全て同一のグループ会社だった、あるいは相互に資本関係や取引があった、というようなことです。

(3)ガイアファンディング自体、あるいはその海外の子会社、海外関連会社、米国関連会社のいずれかの経営が破綻した。

<以下maneoマーケット発表から引用>
しかしながら、ガイアファンディング社のファンドスキームについては、現地の最終貸付先(計14社)への貸付けまでに3社(※)の法人を経由しており、今般の利息の支払いの遅延が最終貸付先からの返済の遅延なのか、または、3社のいずれかの法人に資金が滞留しているのかについて、継続して確認をしている状況です。

※3社の法人とは、ガイアファンディング社の海外の子会社、海外関連会社、米国関連会社を指します。この米国関連会社を通じて現地の最終貸付先への貸付が行われます。
<引用終わり>



上記によると、現地の最終貸付先(計14社)への貸付けまでにガイアファンディング社の海外の子会社、海外関連会社、米国関連会社3社の法人を経由していたとのことです。

ガイアファンディング自体、あるいは上記の引用で言及されているその「海外の子会社、海外関連会社、米国関連会社」のいずれかが、「ガイアファンディング」とは別の事業を手掛けており、その事業で損失が出たために経営が破綻したという可能性が考えられます。
もしそうであれば、今回の件は貸し倒れリスクではなくどちらかというと事業者リスクが顕在化したものと言えます。

現時点では上記の可能性のうちどれが正しいのかはわかりませんが、(3)の可能性が一番高そうな気がします。


いずれにしても、ソーシャルレンディングにおいて借り手の分散が意味を持つのは、借り手間の経営が独立しており、1社の破綻が他の借り手に影響しないという前提があってこそです。
今回のようにすべての借り手で一斉に返済遅延が発生することがあり得るのであれば、借り手を分散して投資している意味が全くありません。
このような事態が起きるような仕組みは非常に問題です。
今後、ガイアファンディングからは撤退したいと思います。
(ガイアファンディングで今後ファンドを募集するのかわかりませんが)


ところで、この問題はガイアファンディングだけの問題なのか、それともmaneoマーケット社がサービスを提供する他の事業者でも起こりうる問題なのでしょうか。
現時点では何とも言えませんが、maneoマーケットは少なくとも各事業者の貸出スキームはチェックしているはずです。
その上でこうした問題が起きるのであれば、他の事業者でも同様の問題が起きる可能性はあります。
そのため、この問題がクリアになるまで、当面maneoファミリーでの新規投資を控えざるを得ないと考えています。
具体的には、なぜ一斉に返済遅延が発生したのか納得のいく説明が得られることと、今後同様の問題が発生しないと確証が得られることが必須条件となります。

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コメント

maneo マはいつも通り投資家に対して言い訳メールを送るだけ。ガイアファンディングは全ファンド遅延でそれどころじゃないんだなあと思いました。先にもデフォルトをおこしたガイアですが投資家に対して自ら状況説明するなど最低限の対応はしてくれていたので残念です。今回の報告をガイアではなくmaneo マが発表している時点ことが最悪の事態を暗示している気がします。

まさに同感です。
匿名化を、隠れ蓑に雑にスキーム説明出来るとこも大問題だと思います。

マネオのランキング制度とかって、人の金で競わせて遊ばせているようにしか感じません。

巨額の資金を集めているから、殿様顔ですね。
上部の対応だけ丁寧に装って、その実は不誠実きわまりないです。

早く資金を引き上げたい。

ポンジスキーム

海外逃亡済みで、ガイアファンディングの事務所がもぬけの殻になっている図しか想像できません。
担保物件の土地だけでも取得できていればまだ一部回収もできるかもしれませんが、ポンジスキームであった疑いが拭えず。

もう投資なんてすべきじゃないのかも。

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Author:中田健介(けにごろう)
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2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
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■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。
是非よろしくお願いいたします。

■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
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