【用語解説】ソーシャルレンディングとは
- 2011/03/15
- 08:16
ソーシャルレンディングとは、ネットを通じてお金の貸し手と借り手をマッチングする金融サービスです。
ソーシャルファイナンス・P2P融資・個人間融資などとも呼ばれます。
例えば、「とりあえず使う予定のない貯金がある」という人は、「飲食店を開業したいが資金がない」という人にお金を貸してあげることでその資金を有効に活用することができます。もちろん金利が得られます。
2005年にイギリスのZopaが初めてサービスを開始しました。その後各国でサービスが広がっています。
日本では、2008年にmaneo(マネオ)、2009年にAQUSH(アクシュ)、2011年にSBIソーシャルレンディングがサービスを開始しました。
サービスの形式としては、大きくオーダーメイド型とファンド型の2つがあります。
■オーダーメイド型
・1人の借り手に対して貸し手が複数
・金利は借り手が決定
・貸し手は、借入目的・借り手の収入などの情報を元に借り手を選び、貸出金額を指定する。
日本では、maneoがこのタイプのサービスを提供しています。
■ファンド型
・複数の借り手に対して貸し手も複数。複数の借り手の借入をまとめて一つのファンドとする。
・金利はマーケットで決定される(SBIソーシャルレンディングの場合はサービス会社が金利を決定する)
・投資家は借り手を直接指定できず、ファンド全体に対して投資する。
日本では、AQUSH・SBIソーシャルレンディングがこのタイプのサービスを提供しています。
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