ソーシャルレンディング業界地図(2017年版)
- 2018/09/26
- 05:00
2017年末時点でサービスを開始していた業者のみ記載しています。

全24事業者を記載しました。
主な投資対象が国内各種事業者である「国内各種事業者系」と、
不動産関連ビジネスへの投資が中心である「不動産系」、
あと海外への投資が中心である「海外系」の3つに大きく分類しました。
この分類でいくと、「国内各社事業者系」が最も多く、13社です。
このカテゴリに今年新規に追加となったのは、アップルバンク、キャッシュフローファイナンス、Pocket Funding
の3社です。
次に多いのがSBIソーシャルレンディングやラッキーバンクなどの「不動産系」で8社です。
不動産系はLCレンディングやTATERU FUNDINGなどのように上場企業が運営を手掛けていたりと信用度が高い事業者が多いと思われます。
このカテゴリに今年新規に追加となったのは、プレリートファンド、レンデックスの2社です。
「海外系」はガイアファンディング、アメリカンファンディング、クラウドクレジットの3社です。
このカテゴリに新規参入した事業者はありませんでした。
また、maneoマーケット社がシステム・サービス運営を提供する11社は「maneoファミリー」としてまとめました。
maneoファミリーとして新規に追加となったのは、アップルバンク、キャッシュフローファイナンス、プレリートファンドの3社です。
全事業者の年間貸出額合計1311.5億円のうち、maneoファミリーが778.2億円と約60%を占めています。
日本のソーシャルレンディング業界におけるmaneoファミリーの存在感がいかに大きいかわかるかと思います。
また、現時点ではmaneoファミリー以外の事業者間では提携などの関係はほとんど見られません。
また、各事業者の法律的な位置付けとしては、第1種金融商品取引事業者(証券会社)、第2種金融商品取引事業者、不動産特定共同事業者の3つに分けられます。
とはいえ、ほとんどの事業者は第2種金融商品取引事業者です。(正確にはmaneoファミリーの各事業者は第2種事業者ではありませんが、運営を手がけるmaneoマーケット社が第2種事業者であるため、第2種と記載しました。)
第1種金融商品取引事業者なのはクラウドバンクとSAMURAIの2社のみで、不動産特定共同事業者はTATERU FUNDINGのみです。
また、2018年8月時点で、みんなのクレジット・ラッキーバンク・グリーンインフラレンディングの3社は業務停止中です。
いずれも金融当局からの業務停止処分を受けてから業務再開のめどが立っていない状況です。
2018年も新たな事業者の参入が続いているので、2018年度の業界地図はさらににぎやかなものとなるでしょう。
次回は「ソーシャルレンディングVS株式投資~利益率が高いのはどちらか過去のデータを元に比較してみた(2017年版)」の予定です。
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