グリーンインフラレンディング関連会社のJC証券 細野豪志元環境相に5000万円を貸付か
- 2018/06/27
- 20:13
<以下引用>
細野豪志元環境相が昨年10月の衆院選の期間中に、東京都内の証券会社から5千万円を受け取っていたことがわかった。5カ月後の今年3月末、証券取引等監視委員会が証券会社に対し、この支出について報告を求めた。翌月、細野氏は「なし」としていた資産報告書の借入金を5千万円と訂正し、その後、返却した。
<引用終わり>
朝日新聞デジタル「細野豪志氏、衆院選中に5千万円受け取り 証券会社から」
上記記事には、証券会社の具体的な名前は記載されていません。
ただ、ソーシャルレンディング投資記録のSALLOWさんが詳細に検証しており、記事中の「証券会社」が、グリーンインフラレンディングの親会社のJCサービスの関連会社JC証券である可能性が高いと結論しています。
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ソーシャルレンディング投資記録「【解説含む】これはびっくり。GIレンディングの一件は政治資金絡み?」
具体的には、朝日新聞記事中の以下の記載内容がいずれもJC証券に当てはまっています。
確かにこれだけ条件がそろえば、ほぼJC証券だと考えて間違いないでしょう。
<以下引用>
証券会社は昨年5月、開発会社が買収し、拠点を沖縄から東京に移した。取締役には旧民主や日本維新の会の元国会議員3人が名を連ねる。調査会社によると、昨年3月期の売り上げは約1千万円。買収後は稼働実績がほとんどなかったという。
<引用終わり>
さらに、以下の続報では、JC証券の内部でもこの貸付に対して批判的な意見があったとのことです。
しかし、JCサービス・JC証券社長の中久保氏からの指示があったとのことです。
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朝日新聞デジタル「「選挙資金と疑われる」細野氏に提供した証券会社で批判」
<以下引用>
こうした異論が相次ぐ中、なぜ資金提供は実行されたのか。ある関係者は「社長から『もう決まっているから』と言われた」と証言する。
証券会社の親会社である自然エネルギー開発会社のホームページによると、開発会社の社長は昨年12月下旬、バイオマス発電事業に絡んでタイを訪問。その際、日本の超党派の国会議員団として細野氏が同行し、タイ副首相を表敬訪問したと記載されている。
<引用終わり>
このブログではJC証券からの政治家に対する資金提供の是非については特に論じませんが、この行為がJCサービスおよびグリーンインフラレンディング、ひいてはmaneoマーケット社に対してどのような影響があるのかについては興味があります。